• 2018.04.11

企業経営リスクとの終わりなき戦い

 

スタッフの西川です。

突然ですが、企業経営上のリスクの主なものを以下に挙げてみます。

これらは全て事業を営む上で軽視できないリスク要因ですね。

 

 ①コンプライアンス違反・ガバナンス問題

 ②地震・噴火・津波

 ③情報・システムリスク

 ④労働・雇用問題

 ⑤製品・サービスの欠陥

 

先週、東京海上日動火災保険が行った調査により、企業が重視する経営上のリスクのうち「労働・雇用問題」が2008年の調査開始以来

初めて1位になったことがわかりました。

ちなみに、上記の順番は2016年の調査時の順位で、当該調査は従業員2,000人以上の上場企業などを対象に実施したものです。

 

回答企業257社のうち、実に61.5%の企業が「労働・雇用問題」を重視しており、人手不足が深刻な建設業や運輸・物流業では顕著で

あったことや、近年の大手広告会社による違法残業事件をきっかけとした労務管理への意識の高まりがうかがえる結果となりました。

 

弊社でも年に一度開催する経営支援セミナーにおいて2016年に「労務トラブルを防ぐための就業規則、雇用契約書の作成方法」を

外部講師を招いて取り上げました。

 

長時間労働による健康被害や、不当解雇、サービス残業による未払い賃金の問題など、労務トラブルを未然に防ぐ対策も重要ですが、

それらに対応した賠償保険を各損害保険会社は商品開発しています。

 

賠償保険の対象は、セクハラやパワハラといったものにも対応しています。

「○○ハラ」という言葉は30種類以上もあるとされますが、ここで私が興味を持った2つのハラスメントを個人的なコメントとともに

ご紹介したいと思います。

 

 ・逆ハラ

  部下から上司への嫌がらせ(パワハラの逆)

   ⇒ハラスメントの定義も“ウラハラ”ということですね。

 

 ・ゼクハラ

  部屋に結婚雑誌「ゼクシィ」を置いて結婚したいことをアピールすること

   ⇒私はゼクハラを受けることなく、26歳で結婚しました。

 

労働・雇用問題だけではなく、企業経営を取り巻く様々なリスクに対しては、やはり保険加入により備えることが大事になってくる

のではないか思います。

リクスコンサルティングという観点から、弊社でもご相談に乗ることができますので、対策をお考えの方は是非ご連絡ください。

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