どんな場合に必要?手続き面は?源泉徴収の対象となる報酬のあらまし
2022.03.16
来年1月から「つみたてNISA」がスタートします!
スタッフの野澤です。
「NISA」は聞いたことがあっても「職場積立NISA」をご存知の方は少ないのではないでしょうか。
「職場積立NISA」とは、職場における福利厚生等を目的として、役員や従業員の
毎月の給与などから天引きにより定額で拠出した資金を金融商品に投資する仕組みです。
NISA推進・連絡協議会の統計では、導入企業が今年の6月時点で約6,000社になります。
これまでは、利用者自身が開設する「一般NISA口座」を利用してきましたが、
2018年1月からは「つみたてNISA口座」も利用できるようになります。
これにより、「一般NISA口座」を利用して投資するケースと
「つみたてNISA口座」を利用して投資する2つのケースが生じます。
※両口座を併用することはできません。
毎年「一般NISA口座」か「つみたてNISA口座」で
運用するかを選択することはできるようです。
両口座の違い・・・
「一般NISA口座」 「つみたてNISA口座」
投資上限額 120万円 40万円
非課税期間 5年間 20年間
投資対象 すべての投資信託 長期の積立・分散投資に適した商品
「つみたてNISA口座」を利用する場合、定期的かつ定額の投資を行うという趣旨から
はずれないように「一般NISA口座」とは違い、余った非課税枠を利用して
自身の資金を臨時で(給与等の天引き以外で)拠出することができないなどの制限もあります。
まとまった資金や中期で運用したい方は「一般NISA口座」で、
少額で長期運用したい方は「つみたてNISA口座」の方がよいのかもしれません。
選択肢が増えると色々と迷いますよね。
制度の導入やご利用にあたっての参考になればと思います。