従業員の資格取得費用等を負担した場合の取り扱い
2022.06.01
災害保険料が値上がり基調に入っています!!
スタッフの西川です。
突然ですが、昨年の「今年の漢字」は覚えてますか?
答えは、当ブログの1文字目「災」でした。
近年、異常気象の影響により風水害に伴う保険金支払額が増加傾向にあるため、2019年10月から火災保険料の引き上げが予定されています。
昨年は西日本豪雨や大型台風の被害が甚大だったことにより、損害保険各社による2018年度の自然災害(風水害)の保険金支払額が過去最高の1.6兆円にまで上がったようです。
引き上げ幅は、全国平均では5-9%となるものの、地域によっては50%超の上げ幅となる見込みだそうです。
火災保険料の値上げは2014年以来となりますが、昨日、地震保険料の2021年1月予定での引き上げ(全国平均5.1%)のニュースが配信されたように、今後も段階的な値上げの含みが残されています。
対応策の一つは、10年などの長期契約で加入することで、更新のタイミングまで引き上げ前の保険料の適用を受けることです。
必要のない補償を見直したり、免責金額を設定するなど、そもそもの保険料を下げることを同時に検討しつつも、多くの駆け込みが予想されるため直前での契約変更は受け付けてもらえない可能性があることは十分にご注意ください。
10月からの負担増としては、消費税率引き上げも予定されていますが、どちらも駆け込みとならないように今から対策を検討しておくことをお勧めいたします。