どんな場合に必要?手続き面は?源泉徴収の対象となる報酬のあらまし
2022.03.16
福島会計の働き方改革~補助金・助成金の利用
こんにちわ。福島会計の田上です。 3月に入りました。福島会計では繁忙期のピーク真っ只中ですが、 最近はまた新しい仲間が続々と入社してくれて一丸となって頑張っているところです。
2月には2名増え、3月から1名増え、また4月よりもう1名増える予定ですが、
福島会計のメンバーも15名を超え、在宅勤務の方も入れると20名ほどの人数になってきました。
ここまでの人数になってくるとやはり考えなくてはいけないのが、
それぞれが働きやすい環境をどうやって組織として提供するのか、ということです。
その為には生産性を上げていくことも考えなくてはいけないですし、
そのためのツールやルールなども整えていかねばなりません。
先日、IT企業で職員のユニークな働き方を実現しているサイボウズの青野社長の講演を聞く機会があり、
とても印象に残ったことがありました。
働き方を改善していくためには、
・ツールの整備
・ルールの整備
・組織風土の醸成
この3つをすべて同時に、三つ巴で動かしていく必要がある、というお話でした。
ツールだけあっても秩序は乱れるだけ。
ルールだけ整備してても実際に使ってなかったら意味がない。
上記二つがどんなに整っていても、多様性を理解し、お互いを信頼しあえる組織風土がなければ、
なぜあの人はあんな働き方をして許されてるの?
在宅勤務ばっかりしててあの人ちゃんと働いてるの? と、組織が崩壊してしまったり、
権利ばかりを主張する人が現れたりで、結局生産性の向上には繋がらない、というお話でした。
確かに、働き方の多様性を認める本来の目的は、
皆で楽しようということでは決してなく、 あくまでも目的は生産性を向上させ、
より効率的に効果的に社会に貢献するため、ということのはずです。
そこの本来の目的を見失ってしまうと、
今巷で叫ばれている「働き方改革」は形だけのものになってしまい、
日本全体での経済効果はたかが知れたものになってしまうでしょう。
さて、福島会計ではどうでしょうか。
福島会計のメンバーは子育て世代がとても多く、
男性も女性も子育てと仕事の両立を日頃から頑張っているメンバーが数多く在籍しています。
代表の福島が女性で子育てを経験していることもあってか、
子供が熱が出て休みます、
奥さんが体調悪いので保育園に送ってから出勤します、
子供の授業参観なので休みます、
こういったことに関する周囲の理解や協力体制は、 ある方なのではないかと思っています。
もちろん、これはそれぞれ皆が責任をもって働いているということが前提で成り立っていることなので、
その点は弊社の大きな強みではないかと思っています。
さっき挙げた3つの要素の組織風土のところですね。
3つの中で、組織風土が一番時間がかかり、大変な部分だと思っているので、
この部分についてある程度土台があるというのは有難いことだと思います。
となれば、あとはツールとルールです。
もともと、弊社ではクラウド会計やチャットツール、マニュアル共有ツールなど
最新のITツールを積極的に取り入れてきていますが、
実際の働き方、という観点からのルール等の整備は後追いになってしまっており、
ここに着手する必要性があるとずっと感じていました。
そこで、最近以下の補助金と助成金を使い、 具体的な働き方改革に着手し始めました。
①IT導入補助金(先月代表の福島がブログで紹介していたものです)
②女性の活躍推進等職場環境整備助成金「多様な勤務形態の実現」(東京都)
③働き方改革助成金(東京都)
①と②で多様な働き方を実現するためのツールの整備を行い、
③でルールの整備を行っていく予定です。
生活スタイルは多種多様に複雑化している今の世の中で、
その人に合った多種多様な働き方を実現できる環境を提供することは、
今の組織にとってとても必要なことだと感じています。
今まで通りの働き方でいい人もいて良いし、
新しい働き方にチャレンジできる人もいて良い、
そういう選択肢が多くあるような職場にしていくのが理想です。
まだまだ道半ば、まだまだ課題はたくさんありますし、
きっとこれからも小さな成功と失敗を繰り返しながらやっていくしかないのだと思いますが、
一つ一つこなしながら、福島会計らしい働き方の実現を目指し、
それがより良いサービスに繋がるようにしていきたいと思っています。