• 2018.08.22

キャッシュレス決済の普及について

福島会計スタッフの中谷です。
一時期の酷暑も落ち着き、過ごしやすい日もでてきましたね。

昨日の日経新聞にキャッシュレス決済についての記事が掲載されていました。

政府は、消費者の利便性・企業の生産性向上を図るため、
モノやサービスの決済の電子化(キャッシュレス化)の普及支援として、
・スマートフォンで読み取るQRコードを使った決済基盤を提供する事業者に対する補助金制度
・中小の小売店には決済額に応じて時限的な税制優遇制度
を検討するとのこと。

今年4月に経済産業省から出された「キャッシュレスビジョン」によると、
2015年の日本のキャッシュレス決済比率は18.4%と、
韓国の89.1%、中国の60.0%、アメリカの45.0%、インドの38.4%等と比較してもかなり低い割合となっています。
これを2025年までに40%にするという目標を掲げており、それに向けた施策の検討が進んでいるようです。

政府以外でも、みずほフィナンシャルグループ等が9月1日から北九州市で
スマートフォンアプリを使ったキャッシュレス決済サービスの実証実験(QRコード決済の利便性検証)を行う
といった発表もあり、各所で普及に向けた取り組みが進んでいます。

会計においても、現金の管理はとても重要ですが、人手がかかる、リスクがある、煩雑でついおろそかになってしまうという声も。
当事務所では、クラウド会計の導入・バックオフィスの業務効率化支援を積極的に行っていますが、
クラウド会計を用いた業務効率化という観点からも、キャッシュレスは重要なポイントです。
これを機にキャッシュレスがより普及し、会社における管理や業務の効率化が進むきっかけとなることを期待したいです。

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