【おもてなし効果？訪日外国人客が1000万人を突破】

日本を訪れた外国人客数が、2013年度、初めて年間1000万人の大台を突破したそうです。

円安や格安航空会社(LLC)の就航拡大で、依然として中国・韓国・台湾からの訪日客が多いものの、東南アジア諸国向けのビザ緩和などが追い風となって、タイをはじめとする東南アジアからの訪日客の増加率が大きいようです。
1000万人超という数字は昨年と比べて2割増、この10年で約2倍の数字となっています。

この恩恵を真っ先に受けるのが、消費の現場であるデパートや免税店などの小売店。
更には投資や雇用にも大きな影響を与えます。
九州や沖縄で、オープンしたばかりの免税店には韓国人が殺到しており、東京都心でも来年以降、外資系ホテルの開業ラッシュが控えています。
タイ語や中国語を話せるスタッフの強化が最優先事項となっている店舗も多いようです。
更には来年度から政府は消費税の免税対象品を拡大して、今まで免税ではなかった化粧品や食品、酒などが免税の対象となる見通しです。

1000万人の訪日外国人はGDPで見た場合の個人消費を1.0%押し上げ、15万人以上の就業増に繋がるとのデータも出ており、2020年の東京オリンピック開催に向けて更なる経済成長の牽引役として注目すべき存在となりそうです。

さて、今年も残すところあと1週間となりました。
facebookの更新も今回が今年最後の更新となります。

今年お世話になりました皆さま、誠にありがとうございました。
どうぞ良いお年をお迎えください。
そして来年もどうぞ、福島会計をよろしくお願いいたします！