従業員の資格取得費用等を負担した場合の取り扱い
2022.06.01
【4月から私たちの暮らしはここが変わります!】
さて、そんな気持ちもリフレッシュする新年度が始まる今日4/1より、
私たちの生活・暮らしにかかわる制度も変わる部分がたくさんあります。
主なポイントは以下の通りです。
大きなところではやはり消費増税に関連するもの。
様々なところで報道されているのでご存知の方も多いと思いますが、
代表的なところでいうと、
・郵便の料金改定
例)はがき50円→52円、封書80円→82円
・鉄道の運賃改定
例) JR運賃190円→200円(ICカードは194円)
・タクシーの運賃改定
例) 初乗り710円→730円
などが挙げられます。
ガソリンの値段に関しては、もちろん消費増税3%の影響も受けますが、
その他に環境税も4/1より1リットル当たり25銭→50銭に増税され、
“ダブルで増税”となり、1リットルあたり5円以上の値上げを余儀なくされます。
ここに最近の円安傾向と世界情勢によるガソリンそのものの価格上昇も考えると…
そろそろエコカーの検討も必要かもしれません。
ちなみにこの環境税、あまり知られていませんが、
2012年10月より温暖化防止のために設けられた税金で、
3年半をかけて段階的に増税されることが決まっています。
国民年金保険料、介護保険料も4/1より保険料が上がります。
・国民保険料は月15,040円→15,250円
・介護保険料は月4,966円→5,273円
これに加えて医療費報酬も改訂され、
患者の負担が増えるのをご存知でしょうか。
医療費は基本的には消費税はかかりませんが、こちらも消費増税の影響は避けられなかったようです。
例)
・初診料 2,700円→2820円
・再診料 690円→720円
一方で住宅ローン控除、自動車取得税などは4/1より拡充・減税されるため、この点は私たちの生活にとってプラス面にはなりますが、
やはり全体的には負担増というマイナス面が非常に目立ちます。
春なのに暗い気持ちになっても仕方ないので、
これらを知った上で、賢い消費選択をしていきたいものですね。