どんな場合に必要?手続き面は?源泉徴収の対象となる報酬のあらまし
2022.03.16
政府発行の「JPQR」というQRコード決済サービスをご存じですか⁉
スタッフの並木です。
本格的な梅雨入りになりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
つい先日、事務所近くのお店で昼食を頂いた際に、「JPQR」というQRコードにて決済を行いました。
みなさまこの「JPQR」をご存じでしょうか。
JPQRとは、2019年8月に総務省の普及事業として提供が始まったコード決済サービスです。
JPQRの特徴は複数の決済サービスをひとつのQRコードでまとめて行うことができることです。これにより決済時の負担の軽減ができます。
もう一つの特徴として、JPQRのホームページにあるマイページより売上管理ができるようになっています。
こちらのページを確認することで、どの決済事業者からどれだけの決済があったかを確認することができます。
申込方法はJPQRのホームページより申込書をダウンロードし、記載のうえ協議会のメール宛に送信すれば完了です。その際に利用したい決済サービスをまとめて申し込むことや、既に加入済みの決済サービスをJPQRに統合するかどうかも選択できるようになっています。
2022年6月現在でJPQRが利用できる決済事業者は銀行系合わせて13社です。
詳細は下記のURLをご参照ください。
https://jpqr.paymentsjapan.or.jp/wp-content/uploads/2022/05/conditions_20220520.pdf
現在シェア1位のPayPayは取り扱いがありませんが、楽天ペイやd払いなど複数社加入することで幅広い顧客に対応できるので、新しくQRコード決済を導入しようとしている方事業者の方だけでなく、PayPay以外のQRコード決済をご検討されている方にもメリットのあるサービスになります。
いかがでしょうか。
とある調査会社が発表している『決済動向2022年4月調査』によれば、キャッシュレス決済をメインの決済手段としている方の割合は61%とすでにキャッシュレス決済が主流の世の中になりつつあります。そのような中、決済手段が現金のみであったりQRコード決済が一社のみであったりすることは、お店側にとっては顧客を取りこぼすリスクになってきます。顧客獲得やリピート率UPのための施策の一つとして是非、検討されてみてはいかがでしょうか。