どんな場合に必要?手続き面は?源泉徴収の対象となる報酬のあらまし
2022.03.16
経費削減の目の付けどころ
1ヵ月ほど前にアメリカで注目されたニュースになりますが、14歳の中学生が米政府に対し日本円にして100億円以上のコスト削減策を提言していたというのに驚きました。
内容について要約すると、文書の文字書体(フォント)を「Garamond」※に変えるだけで、ごみの削減とコスト節約を同時に実現できるというものです。
http://www.cnn.co.jp/usa/35045853.html
※残念ながら、日本語には適用できないフォントです。
この中学生は、「中学校でもらうプリントの量が小学校の時に比べかなり多いことに気付く」という、日常何気ないことの気づきから環境保護の研究の一環で周囲の協力を得ながらプロジェクトを進め提言に至ったとのことでした。
それに対しては、“大人の意見”として「読みやすくするには、フォント変更に伴い文字サイズが大きくなるから一概には言えない」などの反対意見もあるようです。
また、日本においては「社外・お客様宛の文書のフォントはMS明朝が基本」といった風潮もあり、必ずしもすぐにこのアイディアが適用できるというわけではなさそうです。
しかし、こういった今まで誰も気にしなかった“気づき”をどれだけ得られるかで、経費削減につながることもあれば、新しい技術が開発される、又は売上げがグンと伸びることもあるというのは、言わば発明にも似た成果であり、大切にしたい感性だと思います。
以前より弊社が何度かアナウンスしています「マネジメントゲーム」においては、「値決め→販売数量→利益率→経費削減」の順に重要との考え方に立っていますが、全ての項目において今まで気づかなかった妙案が潜んでいるはずだと思わせるニュースですね。
今後もこういった気づきを与えてくれる素材や、弊社から発信できるものがあればご紹介していきたいと思います。