従業員の資格取得費用等を負担した場合の取り扱い
2022.06.01
2018年5月16日(水)民事信託の仕組みと活用例セミナーを開催しました
先日、2018年5月16日(水)に民事信託の仕組みと活用例セミナーを開催しました。
民事信託とは、自身の財産管理を信頼できる人に託す財産管理手法です。
自身の意思を反映させたオーダーメイドで柔軟な資産承継の形をつくることができます。
その中でも、家族や親族に託すものを「家族信託」といい、さまざまなテレビ番組でも取り上げられており、年々信託件数が増加傾向にあります。
なぜこんなに家族信託が注目を浴びているのでしょうか。
それは、ニュースなどでも取り上げられることが多い認知症と関わっています。
そもそも家族信託とはどういう仕組みなのか、なぜ認知症と関わってくるのか、実際の事例も含めて、司法書士法人トリニティーグループの梶原様にお話しいただきました。
認知症が進行すると、理解力や判断力が低下してしまい、日常生活に支障が出てくることはみなさんご存じかと思いますが、それだけではなく、不動産の売却といった契約行為ができなくなったり、銀行口座からまとまったお金を下せなくなったりと、自分の意思で財産を管理、運営、処分することが難しくなります。
そんなとき、もし家族信託をしておけば、財産の管理方法や終了事由等を契約書(公正証書)で定めることができるため、結果として財産を託された人の判断で財産の管理、運用、処分ができるようになります。
他にも成年後見制度や遺言との違い、家族信託を活用した事業承継対策など、様々な使い道についてもお話しいただき、お越しいただいたお客様よりご好評をいただきました。
もちろん、福島会計でこの民事信託についてのサポートやご相談を承っておりますので、今後起こり得るリスクへの備えとして、ご一考いただければ幸いです。
7月に同様のセミナーを予定しておりますが、もう少し詳しく話を聞きたい方、ご興味がある方など、ぜひお気軽にご連絡ください。