従業員の資格取得費用等を負担した場合の取り扱い
2022.06.01
IT導入補助金と小規模事業者持続化補助金を使い分けよう!
福島会計の原口です。
恐れ多くも、“平成最後の”ブログを担当させていただきます。
さて、今回は「平成30年度補正予算 中小企業生産性革命推進事業」をテーマにお届けします。
本事業では、中小企業・小規模事業者の生産性向上を図るべく、ものづくり補助金・IT導入補助金・
小規模事業者持続化補助金を一体化して推進することで、設備投資・IT化・ビジネスプランに基づく
経営を支援することを目的としております。
ものづくり補助金の公募期間は5/8(水)までなので、今回は割愛させていただき、IT導入補助金と
小規模事業者持続化補助金についてご案内いたします。
本予算では、IT導入補助金の補助金額が引き上げられたことに加え、IT導入補助金の予算100億円が
小規模事業者持続化補助金へ振り分けられました。
これには各補助金の対象とする事業を明確に分けるという背景があります。つまり、HP制作などの
IT化の第一歩は小規模事業者持続化補助金で、日常業務の効率化を図るためのシステム導入などは
IT導入補助金で、という具合に、企業のIT化取組度合別にメニューが用意されています。
IT導入補助金と小規模事業者持続化補助金の概要は以下の通りです。
※①対象事業 ➁補助額 ➂公募期間 ④申請方法 ➄問合せ先
1.IT導入補助金
①自社の課題やニーズに合ったITツールを導入することで、業務効率化・売上アップといった
経営力の向上・強化を図る。
➁A型:40-150万円未満 B型:150-450万円 補助率:1/2
➂A型:5/27(月)~6/12(水) B型:5/27(月)~6/28(金)
④IT導入支援事業者との共同申請
➄サービス等生産性向上IT導入支援事業 事務局
→https://www.it-hojo.jp/
2.小規模事業者持続化補助金
①HPやPOSレジなどの簡易的なITツールを導入することで、販路開拓・新規顧客獲得を図る。
➁5月中(5/10以降)公募開始予定
➂50万円 補助率2/3
④申請書類である経営計画を基に商工会議所等に相談
➄4/24時点未定
中小企業庁を中心に、中小企業や小規模事業者向けに様々な補助金・助成金が年を追うごとに拡充
されています。しかしながら、補助金は助成金と異なり、審査があるので、全ての申請が採用されません。
また、申請書類の作成にはノウハウが必要なので、全ての企業が社内で対応できない現状があろうかと存じます。
補助金を利用したいが、どんな補助金があるのか、自社ややりたい事業は補助金の対象になるのか、
はたまた申請書類は何が必要でどのように作成したらよいかと、いった補助金に関するお悩みは、
「経済産業省認定 経営革新等支援機関」である福島会計へお気軽にご相談ください。
最後に、いつも弊社ブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。令和の時代も、福島会計は
「新しい時代を生き抜く経営者のパートナー」として、皆さまの成長・発展に貢献できるようご支援
させていただきます。引き続き宜しくお願い申し上げます。