従業員の資格取得費用等を負担した場合の取り扱い
2022.06.01
昨日、税制改正大綱の原案が明らかになりました。
早いもので、既に1月も下旬になりました。
個人確定申告の申告書が完了しているところもチラホラでてきています。
還付申告以外は税務署に提出できませんが、贈与税申告書の提出は2月1日から始まります。
資料をお預かりしたら、直ぐに取かかる!・・・ためると大変です。。。
昨日、税制改正大綱の原案が明らかになりました。
所得税の最高税率を40%から45%に引き上げ
現在は、所得金額195万円以下で税率5%
・・・10%(控除額9.75万円)、20%(控除額42.75万円)、23%(63.6万円)
900万円超1800万円以下で30%(控除額153.6万円)
最高税率は1800万円超で40%(控除額279.6万円)でした。
それが、4,000万円超で45%の枠が追加される案となります。
3,000万円超で45%だ、5,000万円超で50%だ、との議論もあったようですが4,000万円超で45%に落ち着きそうです。
前回FBでアップした相続税の課税対象拡大もそうですが、富裕層を対象とする増税案であると言われています。
相続税は、課税財産1,000万円以下で10%(控除額0円)
・・・15%(控除額50万円)、20%(控除額200万円)
5,000万円超1億円以下で30%(控除額700万円)
1億円超3億円以下で40%(控除額1,700万円)
3億円超で50%(控除額4,700万円)の6段階ところ
2億円超から税率が上がり
2億円超3億円以下で45%
3億円超6億円以下で50%
6億円超で55%
の枠が追加され8段階になる案となります。
それに伴い都市部の相続負担が増えることを考慮した減税措置が拡大する見込みです。